冬季など寒い時期のコンクリート工事の注意点

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基礎




寒冷地での冬場のコンクリート工事な大丈夫か?

コンクリートは水、セメント、砂、砂利を混ぜて作られます。
1週間程度で車が乗っても大丈夫なくらいの硬度まで硬化します。
黒色から白く変化すれば、硬化しています。
夏は水分の蒸発が早いので、早く固まります。

気温が低すぎると、水成分が凍結して、
硬貨不良となり十分な強度がでなくなります。

1日の気温が5℃以上あれば問題ありませんが、
それを下回り、0度を下回るような日にコンクリート打設を行う場合、
防凍剤(凍結防止剤)を使用します。

その他、シートなどで養生したり、ヒーターや練炭で、
温度が下がらないように注意しながら工事をします。

冬場のコンクリートの注意

防凍剤を使うと、使わずにコンクリートを打設した場合に比べて、
色味が黒っぽく仕上がります。
価格の安い防凍剤は、より黒っぽくなる傾向があります。
黒いのは見た目がよくありません。

また、養生をすると、コンクリートが硬化する際に熱を発し、
蒸発した水蒸気が、養生シートにたまり、
コンクリート面にポタポタ落ちると、
防凍剤と反応して白いシミになります。

ですから、冬場に防凍剤をいれたコンクリートは、
強度は問題ありませんが、
見た目が悪くなります。

住宅の基礎は塗装したり、見える部分も少ないので、
見た目の悪いのも気になりませんが、
車の駐車場などに使う土間コンクリートだと、
見た目が悪くなるので、あまりオススメできません。
見た目気にしない人は特に問題ありません。

どうしても工事しなければ、工事しても問題ありませんが、
工事日程に余裕があり、見た目を綺麗に仕上げたいなら、
気温が0度以下になるような時期は避けて、
暖かい時期に工事するのをオススメします。

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